さまざまな会社で「人」を見てきました。
ほとんどの方は上司や先輩をコピーし、我がものとして仕事の能力を高めていきます。
それは必ず必要な、素晴らしい経験です。
しかしよくあるのは 「上司の劣化コピー」や「子分」 が出来上がってしまうことです。
もちろん、まずは上司の行動を真似るのですから、一時的には当然あることです。
そこから自分のものとして消化し、理想的な自分を作りあげられたら良いですね。でもそのためには、経験を消化吸収するための「消化剤」が必要です。
胃腸の消化酵素みたいなイメージですね。その1つが「研修」だとお考えください。
記憶した上司の行動をコピーするだけで止まると、単なる「劣化コピー」「子分」になってしまいます。このパターンは、いつまで経っても「子分」のままですね。銭形平次の「八五郎〈通称:ハチ〉」です。
八五郎は何十年経ってもハチのまま…現代の会社では、経験を消化吸収して大きくなるための手段が研修です。
「子分」 の量産から 「部下」 の育成にシフトしていきましょう。
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