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執筆者の写真前田智宏

【人不足】悲鳴→怒号→沈黙へ

いよいよ中小企業の人手不足が深刻化してきました。


【現在】悲鳴の時代

・人手が足りない。

・働き手がいない。

・採用ができない。


感覚値ですが、人手不足に深刻な悩みを抱えている中小企業は約半数。

少ないと思いますか?

中小企業と言っても、家内工業的な企業は人知れず“廃業”という選択をした企業も

ありますから、表面的には大問題として扱われていないように感じます。

しかし私のもとには、多くの企業から悲鳴が届いています。


定年後再雇用で一時的にしのいでいる企業

加工ラインを高額な機械に置き換えてカバーしている企業

採用媒体への露出を増やした企業


など、人材確保への負担は増すばかりです。

でも、派遣社員や人材紹介会社などに依頼して、人手不足に悲鳴を上げながらも

なんとか組織を保っています。



【5~7年後の未来】怒号の時代

・どこに頼んでも、人材確保が出来ない

・雇用延長をさらに延長しても、引退する労働者が増えて補うすべがない

・人件費が高騰し、会社の財務状況が悪くなる

・給与や時給を上げても人が集まらない

・仕事を機械に置き換えるにも、その費用が払えないほど財務状況が悪い

人が決定的に足りなり、労働力不足に起因して会社の存続が危うくなります

人の争奪戦が激化し、倒れる仲間を横目で見ながらサバイバルの時代に入ります。

採用の現場にも、会社存続の危機に慌てた経営陣からの怒号が飛び交うことでしょう。



【15年後の未来】沈黙の時代

人材確保力のない企業は、すでに市場から消えています。

中小企業を中心に、死屍累々の荒野になります。

ある意味で、安息の時代かもしれません。ブラック企業は長く存在できませんから。

人手が必要な産業は日本には少なくなり、ロボットが人間の数を超えるかも知れません。

このような未来が現実のものとして迫っています。

もちろん政府はとっくに気づいていて、外国人労働者の受入に躍起になっていますが

焼け石に水かも知れません。産業が衰退化した日本には、アルバイトの主力となる外国人留学生も少なくなります。

もう人手不足の悲鳴がたくさん出ています。

「採用を頑張れば良いんだな?」

違います!

いくら社員を採用しても、定着しなければ事業が続きません。


いちばん大切なことは、社員が定着しやすい環境を用意することです。

大企業が本格的に取り組みを始めたいま、中小企業はその先に行かねばなりません。


現在の【悲鳴】は【怒号】に変わり、いずれ【沈黙】の時代になります。

人事制度、人材育成、人材採用のコンサルをしている私も、優良な中小企業の怒号や沈黙など決して目にしたくありません。


経営者の方に気づいていただきたいことはたった一つだけ。

「人手不足による倒産の危機は近い将来、全ての企業に必ず訪れる」


他社がのんびりしている間に、手を打ちましょう

自社でやろうとしても、知見が足りずアドバンテージは取れません。

当社でなくても構いません。プロを見つけてください。

今のうちに、あらゆる手段でプロの人事コンサルタントを探して依頼してください。


<ここからは宣伝なので、読まなくて構いません>

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株式会社チームグリーン 前田智宏


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