企業の経営者様と話をしていると、人に関する悩みをよく聞きます。
・人がよく辞める
・社員の採用ができない
・若手が育ってこない
・次世代のリーダー育成が出来ていない
・社員にハングリー精神がない
・言われたことしかやらない
・自発的にチャレンジしない 等々…
その結果、社員研修をしよう評価制度を変えよう社内の風土改革をしたいなど、さまざまな対策を考え始めることと思います。
大変よいことです。しかし、本当はすべて同一の対策で済みます。
それは、人事制度 です。
人事制度は、「人を扱う方針」 です。
その手法として給与体系、評価制度、等級制度、福利厚生、新卒採用、中途採用などを決めていきます。
必要なのは、時代とともに人事制度の目的を考え会社のフェイズや状況に合った制度に変えていくことです。
何を目的とした人事制度にするのか。
業績、社員の満足度、親会社の意向、経営者の信念、どんな人を評価するのか、今までの経緯・・・
キリが無いほどたくさんの要素が入り込みます。
大変な作業ですが、これらの優先順位をまずハッキリさせること。
すべて100点満点になる人事制度はありません
すべての会社に使える制度もありません
さまざまな手法を駆使して、目的を達成のためにバランスよく制度構築をするのが人事コンサルタントの仕事です。
そう、残念ながら、人事制度に必殺技は無いのです。
「これだけで人事制度は全てうまくいく!!」という宣伝を見かけたら、少し怪しいかもしれません。
会社の置かれた状況に応じて制度構築をすることは、相当の知識と経験が必要です。
それも、企業の社員として実務で何度も鍛えられたものが無いと難しいものです。
キレイだけど結果的には機能しない制度
そんな人事制度をつくり上げてしまう例もたくさん見てきました。
コンサルタントは問題解決が仕事ですが、人事制度に限って言えば意外に泥臭いかもしれません。
人が変われば会社が変わる。
会社が変われば社員も変わる。
時代が変われば制度の目的も変わる。
人事制度構築から5年以上経過した段階で当社の「人事制度診断」を受けてみてください。
このままで良いもの、強化すべきもの、対策をしなければならないものなどをお伝えします。就業規則や人事制度の規則、過去の評価実績などを分析してあなたの会社がパワーアップする材料を提供いたします。
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