こんにちは。
株式会社チームグリーン 前田智宏です。
さて今回のお話は、社員の取捨選択についてです。
結論から言いましょうね。
考える社員は大切にしましょう。
足踏みをしたい無害な社員はそっとしておきましょう。
仕事ができないのにアピールしたい社員と
口がうまいだけの社員は、要らない人として扱いましょう。
これだけです。
でも実際には、いろんなフィルターを通して人材を見るので、判断が鈍ります。
過去、頑張っていた
大手企業から転職してきた
○○さんの紹介で入社した
よく社長とゴルフに行って仲が良い
どれも、「今」を正しく見るには外さなければならないフィルターです。
このフィルターを外して社員を見ないと
「仕事をしないのに高い地位と給与をもらう人たち」
が増え、若い人たちの退職が増えます。
さて、「要らない人」として判断したら、どうすればよいのでしょう?
遠慮なく退職に向けて面談を開始してください。
「要らない人」
は会社の害になるから要らないのです。
仕事ができないけどアピールする人
→仕事をしているフリをして会社から給与を騙し取りたい人
口がうまいだけの人
→仕事が進んでいるかのような錯覚を周囲に与え、会社に損害を与える人
言い方一つですが、悪く言えばそういうことです。
※もちろん、退職に向けた面談と言っても、いきなり解雇はできませんから順を追ってくださいね
人を見る、人を評価するというのは、やり遂げた仕事の本質を見なければなりません。
性格の明るさ、雰囲気、過去の栄光、仲の良し悪しなど多くのフィルターを外すことは、なかなか難しいのですが、やり遂げた仕事を列挙するだけなら簡単ですね。
そう、その並んだ項目が、本当のその人の価値です。
過去の栄光は、その時の給与やボーナスで報いています。
未来までずっと、働きに見合わない給与を払う必要はありません。
人を「ゼロベース」で見る。
なかなかおもしろい作業ですよ。
人事責任者、経営者の方はぜひトライしてください。
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