あまり褒め言葉として使われない“ゆとり世代”ですが、彼らは優秀です。
そして理想的な日本人の姿かもしれません。
なぜ?
では、よく言われる“ゆとり世代”の欠点を、仕事から離れて人間として見てみましょう。
競争意識や達成意識が低い
→ そんなことにガツガツしなくても、穏やかに生きていける時代だもの
昇進や昇給の意識が低い
→ 家も相続でもらえるし、クルマも贅沢しなければ普通に買えるよね
離職率が高い
→ 好きな仕事に就くことに、何も躊躇する必要はないさ
自発的な行動よりも指示待ちの方が多い
→ その代わり、言われたことはキッチリやる能力があるよ
コミュニケーション能力が低い
→ そうかな?普通に言葉は通じてるよね。話さなくても過ごせる世の中だし
合理的・効率的な思考傾向が強い
→ 何か不都合でも?
物やお金への執着がない
→ 心の時代だもの。日本も、ようやくたどりつきましたね
物やお金への執着は、争いを生んでしまうこともしばしばです
どうですか?
何も悪いことはないですよね。
我々のような、“戦後教育”を受けた世代とは明らかに異なる人種です。
しかし、上に書いた特徴は非難されるものですか?
人と争わず、合理的でお金やモノにこだわらず
高い教育を受け、穏やかに生きていこうとする。
これって、数千年も昔から人間が目指してきた理想の生き方じゃないですか?
お金やモノにこだわる中高年が作り上げた社会では、たしかに異質。
しかし、それは欲しい物が違うだけで、“ゆとり世代”が悪いのではありません。
でも、「人はお金やモノにこだわるハズ」という原則が通用しなくなったので
組織のエンジンを失いつつある会社が多いのでしょう。
あるいは、彼らをどう扱ったら良いのか分からず、困る上司も多いのでしょう。
でもそれは、いままでの会社組織、あるいは人事制度では動機づけができなくなっただけのこと。
今までのエサが通用しなくなったというだけで、
「これだから“ゆとり世代”は・・・」
と言うのは、とんでもない勘違いです。
あなたが戸惑っているだけなのです。
分からないものを遠ざけたり批判するよりも、まずは彼らを日本人の理想の姿として、誇らしく思いたいものです。
でも、たしかに人事制度の再構築が必要になるのも事実です。
その方法をお伝えします。
名古屋開催ですが、どうぞ聞きに来てください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/teamgreen(開催済)
経営者として、人事として、これから主力で活躍してくれる彼らをどう活かしていくのか。
彼らが働きたい会社にするには、どんな制度にすればいいのか。
隠さずにお話いたします。
株式会社チームグリーン 前田智宏
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