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コンサルタントにとって難しい案件って、どんな案件?

執筆者の写真: 前田智宏前田智宏

コンサルティングを依頼されるときはクライアント様の社内で上手く出来ない事や、知見が不足しているから時間短縮したい要望があるからこそなのですが…

実は人事分野で難しい案件というのは、人員削減や細かな要望が多いから難しいのではありません。

それよりも、 「複数の会社を同時に合併する案件」 などが当てはまります。

互いの給与制度や退職金制度も違い、役職も等級も違うものを、しかも3社、5社と同時に合併する場合ですね。

その上、合併も吸収合併、対等合併かによっても難しいコントロールが必要とされます。

実は、こんな案件が当社は大好きなのです。

手間も時間もかかりますが、でも他のコンサルには手に負えない案件であることも多いのです。

なぜなら、「人の心」が強く関係するから。

そもそも制度が変わる時は、社員の心が不安定になることが多いものです。

無神経なことをすれば、社員は会社に不信感をいだき、長期的には経営にマイナスになってしまいます。

あるいは既得権を侵害すれば、訴訟にも繋がりかねません。

全員が満足という状態に持ち込むことは至難の業なのですが、ムダな犠牲者は出さず、いかに経営の意思を反映した新制度にするか。

どうやって将来に禍根を残さないようにするか。

合併後に、どのような思想で動く組織にするか。

考えるべき課題は山積です。

されらを紐解き、解決手法を提案し、ベストでなくてもベターな判断になるよう手助けし…

ね?

楽しそうじゃありませんか?

こんな難しい案件は、企業人事で鍛え抜かれたコンサルタントだけができること。

机上の論理でなく、実戦で磨かれた技が大切なのです。

ワクワクするような難しい案件、お聞かせください。

株式会社チームグリーン 前田智宏




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