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執筆者の写真前田智宏

ダメ社員の烙印

ダメ社員

こんな烙印、押されたらイヤですね…

しかしいろんな社員がいますから、中にはダメ社員として扱われる人もいるでしょう。

(本当に社会人としてダメなのか、育成不足なのか、自社に合わないだけなのかはキチンと見定めてくださいね)

さて本題です。

どんな人がダメ社員と言われてしまうのか。

①自分を育てる気がない社員、勉強する気がない社員

このタイプがダメ社員筆頭です。

組織は進化します。自分だけ変わらず、能力も上がらないとしたら、相対的にデキる人からだめな人に下がっていきます。

おまけに、日本の会社は定期昇給があるので、能力のわりに給与が高い人になっていき、次は会社のお荷物になります。最終的には存在するだけで周囲の不満が溜まっていく「邪魔者」になってしまうでしょう。

②他責の社員

性格なのでしょうか。仕事がうまくいかなかった理由をすべて自分以外のことに転嫁するタイプです。

これをやると自分は一時的にラクなのですが、結果として周囲の信頼を失い、自分の成長の機会を逃し、やはりダメ社員になっていきます。

③仕事の範囲を限定する社員

え?なにか悪いことがあるのかって?

自分に割り当てられた仕事の範囲はきっちりやっているのにダメ社員なの?

そうですね、ダメ社員です。

どんなに緻密に職務分掌規程を作っても、新しい仕事やイレギュラーな仕事は発生します。どの部署が、あるいは誰がやるのかを決めなくてはなりません。

まず最初にこう言ってしまう社員はいませんか?

「それはウチの課の(私の)仕事ではありません。」

と。

これを言ってしまうと、もうお話になりません。

最初に言われた仕事以外は拒否の姿勢を見せると、使途を限定されたお箸のようなものです。使いようがありません。

話し合いもできず、無駄な時間が生まれるとともに、組織として仕事が進みません。

いかがでしたか?

特に「③仕事の範囲を限定する社員」は意外に多いものですよ。

担当する範囲の仕事はキッチリやることも多いので重宝がられますが、実は組織にとってはダメ社員として働いてしまうことも多いのです。

ギスギスした組織を作りますし、仕事が進まず会社の進化の妨げになります。

一見、仕事ができるように見えるので、よけいに始末が悪いかも知れません。

そんな社員をどうするかは、また別の記事に書くことにしますね。




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