緊急事態宣言の中、飲食店でお酒を頂く機会がなくなりましたね。
そんな中ですが、あえてビジネスパーソンの居場所をお伝えしましょう。
さて、皆さんは「バー」と言うと、お酒を楽しむ場所と思いますよね。
もちろん正解。
でも、実際にはノンアルコールのカクテルを用意しているお店も多く、お酒を飲まない人でも気軽に楽しめることが多いんですよ。
ですから今回のお話は、お酒を飲む・飲まないに関係なく読んでいただけます。
さ、ようやく本題。
バーという場所、私もよく使います。
実際には誰かと行くよりは、ほとんど一人で行っています。
「え?一人で行くの?寂しくない?」
よく聞かれます。
実は寂しくありません。
(ワイワイと楽しみたい時なら、居酒屋がいいでしょうね)
なぜなら、バーだと良いお酒もあり、良い音楽もあり、静か。
お酒をよく知らなければバーテンダーに聞くもよし、あえて聞かずに見かけたきれいな瓶を指差して、バーテンダーのおすすめの飲み方で出してもらうという冒険も面白い。
しずかに自分だけの時間を贅沢に味わえます。
考えることは、今日の失態もあれば、楽しい計画でも、昨日読んだ本のこと、あるいはバーに入る前に文具店で買ったペンを眺めたり、その日の気分をバーテンダーに伝え、それに合うお酒を出してもらったり。
ビジネスパーソンって、いつも誰かと話をしていると思われるかもしれませんが、それもしっかりとした自分があってのこと。
自分が何者で、何が好きで、あるいはどんな理想の姿なのかは、優秀なビジネスパーソンは常に考えています。
これは他人との会話ではなく、自分を知ることから始まります。
どんなシチュエーションで、どんな言葉が自分から出てくるのか。
どんな気分の時に、何を飲みたくなるのか。
少し酔った時の、自分の本当の姿はどんな様子だろう。
バーの主人公は、あなた自身です。
マナーに反したり、迷惑をかけるような行為でなければ、何をしていても問題ありません。
すると、自分が見える。
有りたい姿も、自分がどう振る舞うのかも、一人舞台に立っているようなものですから、すごく分かる。
多忙な日々の中で、同じバーに通い、バーという鏡の中の自分を見つめる。
だから、できる奴は居酒屋ではなくバーにいます。
良い環境は、良いビジネスパーソンを作る。
良いバーは、良いビジネスパーソンを育てる。
良い客層は、あなたを良いオーラで染め上げる。
そこでお酒の力を借りるか、ノンアルコールのカクテルにするかはご自由に。
自分がどんな雰囲気を身につけるのかも、重要なビジネスのノウハウです。
しかも教えることは難しく、自分の雰囲気が変わるまで、長期間掛かります。
根気とお金が要りますが、しかし確実な成長方法ののひとつです。
さ、コロナがおさまったら、良いバーに向かいましょ。
株式会社チームグリーン 前田智宏
Comments