今回の話は、学術的な裏付けのない、私の経験則です。
私は医師でも学者でもないので、「あー、あるあるだね」程度に聞き流してくださいね。
さて…
係長、所長、課長、次長、部長…
年齢とともに役職がつく方も多いことでしょう。
私も部下を持つようになってから、多くの人を注意深く見るようになりました。
部下のメンタルも含めた健康管理も上司の仕事だと思ったからです。
(上手くできるかどうかは別として)
ただ長年にわたって職場の人を見てきて、気づいた点があります。
「風邪や花粉症でもないのに、マスクを常時つけるようになったら黄信号」
ということです。
具体的には、そのような状態になると遠からず退職の申し出やメンタル不調が出てくるケースが多かったのです。
(心理学的に何か説明がつくのかもしれませんが、私には知識がありません)
たぶん単なる偶然では有りません。
マスクをすることで精神的に安心するとか、不安感が薄らぐとか、そんな心理が働いているような気がします。
もちろんそうでない人も多いとは思いますが、表面的な体調不良がないのに常にマスクを着用するようになった部下がいたら、上司は注意深く様子を見たほうが良いかもしれません。
風邪や花粉症なら比較的安心なのですが、メンタル不調は厄介です。
身体的な不調に比べて治療が長引くケースが多いことと、本人の辛さが周囲には分かりにくく、また不用意な言葉で症状を悪化させてしまわないか等、特有の心配事が増えるからです。
そのマスク、メンタル不調のサインかも?
と疑ってみることも、社員の健康管理に有効な一手かもしれません。
(コロナウィルスの流行で、世の中の大半がマスクをしているように見える現状では使いにくいサインではありますが)
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