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執筆者の写真前田智宏

リストラは必然です

本当は 「リストラ=解雇」 ではないのですが、日本ではほぼ同義語ですね。


それはともかく、私はリストラを下記のように捉えています。


斜陽産業から、成長産業への人材の流出

斜陽企業から、成長企業への人材の流出


仕事や会社に命がけで向き合うのは尊いことです。

しかし、傾いた産業や企業を自分だけの力で救うことは無理です。

就職した会社への愛着心、あるいは執着は誰にもあること。

しかし「慣れ親しんだ居心地の良い場所」から離れたくないだけの場合も多々あります。

一所懸命に組織に尽くし、業界や会社にしがみつくつもりが、一緒に沈むことになることも、手を振りほどかれる場合もあります。


あなたは、会社や特定の産業と心中する必要は全くありません


社会から必要がないと判定されたからこそ、業績が下がり、会社がなくなるのです。

傾いた泥舟にしがみつかず、早めに手放して新しい船を目指しましょう。

衰退産業から成長産業への労働力の移動と捉えれば、不義理でもなんでもありません。

「お世話になった」

が、

「辞めてはいけない」

につながる必要はないのです。

あなたは従業員であり、経営者ではありませんから。


自分の体力・知力がキープできるうちに、新しい海へ移動しましょう。

その意味で、リストラはチャンスであり、新しい場所へ誘ってくれる良いキッカケと感じます。

もちろん個人的な思いは様々でしょう。

それを否定はしません。


しかしプロフェッショナル傭兵社員がこれからの時代は必要とされます。

(私がまさにそうでした。)

この能力をいくらで買う?

そんな会話ができる世の中、楽しいじゃありませんか。

それを楽しめるよう、自分の能力を高めておくことが大切ですよ。

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