はい、人材育成のプロ 株式会社チームグリーン 前田です。
今回のお話は、長い間ひとつの組織に居続ける方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。
どんな企業も、
誕生→発展→維持→衰退
というフェイズを繰り返すものです。
それに伴って、フェイズごとに必要な人材が異なります。
たとえば創業期に入った人材が、発展期には無力化してしまったり、目立たない存在の社員が衰退期には重要な役割を担うことも。
しかし【やる気】はともかくとして、身につけた【能力】はそうそう下がるものではありません。
ただ、その能力を発揮すべき時期は別物です。
いま持ち味が活かせるのか、明日には能力を発揮して存分に働ける時が来るのか…
そう考えると、社員として働く期間のうち「輝いている時間」はそれほど長くないのです。
でも、それでは救いがありませんね。
ならば
自分の能力を可能な限り高めておきましょう。
さまざまな方向に、さまざまな人脈を使って。
そして、多くの場面で自分が活躍できるように能力を高めておきましょう。
それが、それだけが「自分が輝く時間」を伸ばす唯一の方法です。
そして
「能力は下がらない」
と書きましたが、優秀な人だったはずが、いつの間にか、相対的に能力が低い部類に入ってしまう例も多く見てきました。
新しく入ってきた同僚や後輩、あるいは中途採用で入ってきた人の方が優秀なことはしばしばあります。
そんな時、あなたはどうしますか?
未来をあきらめますか?
その席、その仕事を他人に譲りますか?
やはり自分の能力を高める以外に、会社員生活を楽しくする方法はなさそうですね。
組織のフェイズによって左右されず活躍の場面を増やすためには自分が陳腐化しないよう、自分で自分を育てることを意識しましょう。
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