おはようございます!(^^)
株式会社チームグリーン 前田智宏です。
朝にふさわしく、社内で人事課を創設するタイミングについてお話しましょう。
よほどスタートから大人数でない限り、最初から人事課を置くことはありません。
まずは経理、次に総務。
そんな順序のことが多いです。
給与や社会保険の計算については、社労士さんにも頼めるし、経理の人がついでに担当したりしていますものね。
でも経営者は、本当は人事課を作りたいことが多いのです。
将来を考え、評価制度を運用し、就業規則もチェックし、将来は新卒も採用したい。
でも人数的に、人事課を作るのは早いかな…
そんな感じで10年、20年と経過するうちに社員も増えて、専任の人事課が必要になってきます。
なぜなら、人事戦略を考える必要が出てくるから。
勘違いしがちなのは、給与計算や社会保険の手続きに、人手が足りないから人事課を作るという流れではないことです。
給与計算や社会保険手続きなど、社労士事務所や給与計算の業者に任せてしまえばよろしい。
たとえ社員が1,000人になろうとも。
労務管理も、しっかりした社労士さんに指導を受け、その通りにすれば大丈夫です。
その意味では、人事課は不要です。
しかし、最低でも社員数が100人を超える辺りから、会社の将来を考え、10年先を予想しながら動く人材が必要です。
いままでは社長、あなたがそれをしていました。
もちろん今後もそうなのですが、人件費率、労働分配率などから長期の人材戦略を練り、社員の育成計画を立て、それを実施する。
あるいは新卒採用も求人媒体を使いこなし、面接のセッティングから内定式、入社式まで面倒を見て、内定者のフォローも行うなんて、ちょっとムリですね。
もしこれから人事課を作るのならば、事務手続きだけを担当する人事課は作らないでください。
外注がいくらでも可能な時代ですから、社内でこなす必要はありません。
これから作るのならば、
「戦略人事」(呼称はなんでも良いのですが)
ですよ。
会社の将来を人事面から考える部署を作ってください。
え?
社内に適した人材がいない?
そりゃそうでしょう。
そんな難しい仕事、いきなり任されても誰にも出来ません。
レベルの高い経験者が必要です。
中途採用で探すのもアリですが、たぶん無理です。
人事経験者は星の数ほどいますが、戦略人事が務まる人は、その5%もいるかどうか…
もし見つかっても、そんな経験者は高額の報酬が必要です。
それくらいなら、顧問を探してはどうですか?
「顧問紹介」で検索すると、いくつも会社が出てきます。
専門家を1-2年契約して週一くらいで来てもらい、社内の人を育ててもらえば良いのです。
もちろん当社でも、顧問のご要望も承っております。
というか、人事課の立ち上げや戦略人事の育成は、当社が最も得意とする分野なんですよ、実は。(^^)
あなたのお悩み、聞かせてください。
株式会社チームグリーン 前田智宏
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