前田智宏
人事部長の条件
おはようございます!
良い朝を迎えられましたか?
さて週初めの今日は、刺激的なタイトルでスタートいたします~。(^^)
「人事部長の条件」
って、なんだか分かるような分からないような…
人格者であること?
労働関係の法律をよく知ってること?
社会保険とか、働き方改革とかに詳しいこと?
もちろん全部兼ね備えているなら最高ですね。
でも、絶対に譲れない点があるのです。
① 大胆な行動ができること
② 揺るがないこと
③ 変わることを躊躇しないこと
正直なところ、人格などどうでもよろしい。
飲んだくれだろうが、浮気性だろうが、仕事に持ち込まなければどうでも良いことです。
事務作業に長けていることも不要です。
スタッフなら別ですが、人事部長が自分でそれをする必要はありません。
労働関連の法律なども、弁護士や社労士に聞けば済む話です。
しかし企業の寿命は30年。
刻々と状況は変化していきます。
大企業でさえ、不祥事一つで吹き飛ぶ世の中です。
変化を乗り切れるか。
変化が起きることを予測できるか。
変化が起きたときに、立ち向かって舵を切れるか。
これが最も重要なのです。
人事部長をこれから考えるなら、こういう人物を据えてください。
無難で人柄が良いだけの人を人事部長にすると、会社が平穏な環境のときには何も起きませんが、荒波をかぶるようになると会社という船が沈みます。
常に勉強を続け、新しいことを導入し、変化を楽しむ姿勢を持つ。
人事という部署には、経営者の皆さんもそんなに期待を持っていないこともありますが、軽視してはマズイのです。
たった1人に孤立しても、やり切る人材を探してください。
意外かもしれませんが、本物の人事部長に平和主義者は不要です。
