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  • 執筆者の写真前田智宏

力業(ちからわざ)、使える人事は超優秀

はいっ、株式会社チームグリーン 前田智宏です。

今回のお話は、力業を使うことについてです。

新しい制度を導入したり、今までのやり方を変えたりという場合、社内から抵抗や反発があることも多いですよね。

可能な限り社内の反発などか起きないように準備するのは当然なのですが、時として断行しなければならない時があります。

どうしますか?

役員に泣きついて、役員あるいは社長の指示として出してもらいますか?

それが最もスムースかも知れませんね。

でもでも…

そこに人事責任者としての、貴方の存在はありますか?

あなた自身が役員になるまで、大きな変更や施策はすべて「上からの指示」にしてもらいますか?

ここはひとつ、あなた自身の手で会社を変えてみましょうよ。

簡単です。

敵を作る覚悟と、やり切る意志だけで十分です。

あとは何が起きようと、前進のために頭をフル回転させましょう。

反対意見は無視できませんので、丁寧に対応することも大切です。

ただ、絶対に言ってはいけないことが1つだけあります。

「役員指示だから仕方ない」

これを言ったら、あなたの評判は地に落ちます

(役員が了承済みの施策であることは当然ですが)

そうではなく、あなた自身の考えで仕事を作り、変えていくのです。

それを人は

「力業(ちからわざ)」

として揶揄するかも知れません。

しかしそれは、あなた自身の言葉で、行動で、意思です。

その力業の背景には、敵を作る覚悟も、非難を浴びる覚悟もあるのです。

「そんな覚悟ができるほど、給与をもらってないよ。」

そんなことは言わないで。

先に「実績」があって、それから「評価」と「給与」なんです。

これができない人事責任者には、高い報酬も長期的な信頼感もありません。

揺るがないこと。

ブレないこと。

相手が誰であっても。

優秀な人事は、ときには力業も使うのです。

悪魔のようにこまやかに、天使のように大胆に。

力業を推奨するわけではありませんが、こういう一面も持った人事責任者になっていただきたいのです。

明日からの行動、変わりますか?




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