あなたの会社に合うコンサティング会社の選び方です。
コンサルを選ぶ時、何をポイントにしますか?
コンサルティング件数、料金、知名度、規模、営業マンの人柄…
正直なところ、「決め手に欠ける。分からない。」 のが企業の本音ではないでしょうか。
コンサルタント会社を経営する私から言うと、
「どう動いて欲しいのかを明確に。」
なのです。
コンサルティング会社にもタイプがあります。
① 分析と資料作りをメインとし、対策は企業に任せる。
② 手法・対策の提案まで行う
③ 手法・対策を実施するために手を動かし、実施まで手伝う
タイプとしては、おそらく②が一番多いと思います。
それなりの規模の企業(従業員300人以上)であれば、たぶん②でも大丈夫です。
しかし、300人未満の規模の企業なら、
③ 手法・対策を実施するために手を動かし、実施まで手伝う
でないと、実効性が薄いはずです。
なぜなら、経営者がGOサインを出しても、社内に実働部隊がいないから。
社員の数が少ない分、新しい業務のために使える余力がないのです。
そうすると、
「良い提案を受けた。でも実行する人手がない。」
となるのです。
その場合は、手を動かして実施まで手伝うコンサルが適しています。
さて、ここで問題発生です。
実施まで手を付けようとすると、コンサルタント自身の、企業内での実務経験の多さで成果に大きな差が出ます。
理論的な正解と、実施にあたって発生する諸問題への対応策は全く別物だからです。
「そこは社長の決断だけですよ。」
なんて気軽に言うのは、無責任というもの。
施策をどうやって実施し、発生する問題にどのように対処するかまで、対応策を予め予想して考えておくのがプロというものです。
自分の会社に合うコンサルティング会社選びは、こんな視点で選ぶのも、ひとつの正解です。
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