もちろん私が
「御社の経営理念は、これでどうですか?」
なんてすることは絶対にありません。
キチンと経営者様の意向を汲み取って、言葉として具現化していきます。
しかし、そもそも、経営理念が必要か?
というお話です。
経営者の意思がすみずみまで行き渡っている組織なら、経営理念は不要です。
全員が明確な使命感を持って動いている組織なら、経営理念は不要です。
会社の決まり事など、少ないほうが社員はのびのび動けます。
ただし、事業がベンチャー期を過ぎて安定期に入る直前くらいから必要になることが多くなります。
なぜか?「すべての判断を社長がするわけにいかなくなるから」です。
判断は任せる。
ただし会社方針に沿った判断をしてね。
会社方針は、経営理念に書いてあるよ。
ということですね。経営理念が無いと格好がつかないなんて気持ちも理解できます。
ですが、経営理念は会社にとって聖書のようなもの。多少の解釈の違いは容認できても、根本の否定はできないものですから、50年経っても使えるものでなければなりません。
「こんな理念で経営したいんだ」
という気持ちを会話の中から聞きだし、明文化するのが私の仕事です。
使いやすい言葉、普遍的な言葉で表現するのが私の仕事です。理念そのものを思い描くのは、社長である貴方の仕事です。うちの会社にも経営理念(あるいは行動基準でも)が欲しいな、と感じられたらぜひご相談ください。
株式会社チームグリーン 代表取締役社長 前田智宏
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