はいっ、おはようございます!
株式会社チームグリーン 前田智宏です。
月曜日の朝、楽しく仕事を始められたでしょうか?
今日のテーマは
「退職する社員の扱い方」
とでも言いましょうか。
そんなお話です~。
社員からの退職の申し出は、とても残念なことです。
しかし、社員自身の人生の選択を無理に変えることもできませんね。
でも退職の意志表示がされてからが、とても大切なのですよ。
会社によっては、
「辞める奴は『敵』」
みたいな扱いをする場合があります。
役員や上司が冷たくなったりとか、悪口を言い始めたり、連絡事項を回さなくなったりとか。
これ、絶対にやってはいけません。
理由は2つあります。
① 退職したあとは、お客様
② 退職するのだから怖いもの無し
どうですか?
感の良い人なら、もうお分かりですね。
① 退職したあとは、お客様
そうなんです。退職後は、あなたの会社のスポークスマンとして働いてくれるのです。
直接のお客様になることもあるでしょうし、紹介をいただくこともあるでしょう。
あるいは、転職サイトなどに会社の評判を書く立場になるわけです。
「あの会社にいたんでしょう?息子が受けるらしいけど、どう思う?」
なんて、近所の人から聞かれるかもしれませんね。
会社が嫌で辞めるなら仕方がありませんが、退職理由はそれぞれ違いますから
会社は好きだというケースもあるでしょう。(私もそうでした)
ただ、もし退職の意志表示から退職日までに会社が「敵」みたいな扱いをすると、簡単に印象は悪くなります。
そして退職日以降は、まさに会社の「敵」としての働きをすることになります。
これは勿体ない。
と言うか、まずい。
外部の強い味方になるはずが、内情を知り尽くした手強い敵を作ってしまうのです。
これが1つ目の理由です。
② 退職するのだから怖いもの無し
こちらは、ケースバイケースです。
会社によっては、労基法への適合が遅れ、残業代の未払いがあるとか、
軽い怪我を労災として報告してなかったり、あるいは隠したい情報が
あるかも知れません。
退職者がそれらをネットに書き込んだり、あるいは内部告発者に
なってしまったりすることも珍しくありません。
まして、会社を嫌いで、しかも騒ぎになる頃には自分はいない、となれば
何の遠慮もいりません。やる気になったら、やられます。
これが2つ目の理由です。
でもやはり、①が重要ですね。
心理としては分からなくもないのです。
仲間が去っていくときに、自分たちが捨てられたような気になったり
裏切られたような気になる人もいるでしょう。
でも、心を広く持ってください。
組織を離れても、自分たちの応援団でいてくれたら、どんなにか良いでしょう。
現実には、退職者は必ず出ます。
その人達を大切に最後まで仲間として扱うだけで、会社の将来が
変わるものと思ってください。
会社の文化ですから、定着させるには経営者の態度が重要ですよ。

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