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  • 執筆者の写真前田智宏

風土病は根絶できない・・・かもしれない

こんにちは。

え?風土病?

人事の話題なのに?

そう、「風土病」と私は呼んでいます。

要するに地域性なのですが、それが悪い方向に働くと「風土病」です。

人事系の仕事をしている方は感じていると思いますが、地域によって本当に特性が違います。

とある実例をお話しましょう。

私が住む県に近い某県のことです。

全体的に、そうとう真面目な土地柄です。

言われたことはキッチリこなし、反論はしても、「だからやらない」と言われることは決して無い素晴らしい県民性だと思います。

ただ、別の一面もありました。

きっちりした性格の方が多いためか、決められたこと以外は我関せずになるのです。

いや、我関せずというよりも、

「それは私の仕事ではありません。」

と言いがちなのです。

その解決策を考えるのも自分ではない。

決められたこと意外のことは、他の人がすべきこと。

正論です。派遣社員なら、それでOKです。

しかし、正社員が言うのはNGですよね。

そんな正論だけで突き進んだ先には何があったか・・・。

なんとなく意地悪な雰囲気の職場が出来上がりました。

キチキチとすべての仕事を分担を決めて、それ以外の仕事は強く拒否すると言えば伝わりますか?

管理職の力量不足もあるでしょうが、私が観察した限りでは、その地域の企業は似たような雰囲気ができあがっていることが多かったのです。

良い地域性も、悪く作用すると「風土病」になるという一例です。

ではこれが克服できるかと言うと・・・

実は名案がありません。

陰と陽、表と裏のようなものですからね、特性を消すことは良さを消してしまうし、風土病を完全になくすことは困難なのかも知れないなぁ、と感じています。

いかがですか?

皆さんの職場でも似たようなことはありませんか?

これは、人事制度というよりも組織改革の分野でしょうね。

組織がうまく働くための仕組みが必要です。

経験が物を言う分野ですね。

よろしければご相談ください。

株式会社チームグリーン 前田智宏




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