さて、今回も変なタイトルです。
突然ですが人事課を2種類に分類します。
① 事務処理人事
② 戦略人事
読んだ通りです。
①は、人事課の立ち上げ時の機能を持った、初期の人事課の姿です。
給与計算や社会保険手続き、決まった評価制度の運用など、重要な仕事ではありますが、あまりクリエイティブな仕事は多くなく、事務処理系の仕事が圧倒的に多いものです。
さて、では② 戦略人事 とは?
これはですね、
「人事戦略は会社の発展には重要だ!」
と経営者が気づいた会社が、「将来の経営を人事面から企画する部署」として設置するものです。
いわば経営企画的な部署ですね。
人事制度構築然り、教育制度の立案然り、成長のための戦略的な人員配置、戦略的な採用、経営の意図を汲んでの人事戦略全般など・・・
そりゃもうすることが山盛りですよ。
でも、その重要性に気づいている企業は少ないですし、気づいていたも何もしない企業がほとんどです。
「そんなことに人件費をかけるより、営業マンを増やしたほうが良い。」
これも短期的には正解かもしれませんが、長期的にはどうでしょう。
おそらく続きません。
営業スタッフさえ増やせば売上が伸びるというわけではありませんよね。
長期的な視点で人員計画を立て、教育方針を策定し、見たい未来を見るために考える人事が
「戦略人事」
すべての会社に必要などと言うつもりはありません。
しかし世の中の人事は、
① 事務処理人事
② 戦略人事
に分かれてきていることは知っておいてくださいね。
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