経営者あるいは人事責任者の皆様、こんにちは。
㈱チームグリーンの前田です。
今日は皆さんを煽ります。(笑
いま、あなたの会社の社員は足りていますか?
足りているならば、なによりです。
では、10年後の社員数、15年後の社員数はいかがでしょうか。
65歳で社員全員が退職するとしたら?
「そりゃ減るよ。でもそのぶん、中途か新卒で採用するから大丈夫。」
確かに今までは大丈夫でした。
が、ちょっと待ってください。
政府の統計によれば、
1973年生まれ(現在47歳)は、209万人
2000年生まれ(現在20歳)は、119万人
なんと、若者は中高年の57%しかいないのです。
しかも、2017年生まれの人は、95万人しかいない。
いま3歳の人は、約45%しかいないわけです。
なんということでしょう。
※出生数=労働力 ではありませんが、女性や障害者の活躍の場が広がりつつあるとはいえ、それほど大幅に労働力人口が増えるとは思えません。
退職した人数と同じ人数の採用ができなくなることは明白です。
まったく、なんということでしょう。
一般の社員の方はともかくとして、経営者あるいは人事部長クラスの方は、この問題に気づいています。
しかし、実際にアクションを起こしている方は少数です。
まだ先のことですし、なにか革新的な変化が世の中に起きるかも知れませんからね。
ただ、採用人数は徐々に減るわけではありません。
若者が45%に減ったから、あなたの会社への応募者が45%になる?
いいえ。
大学選びと同様、有名企業に若者は集まりますから、ある年を境に急激に採用困難になり、あなたの会社は数年で採用者数ゼロが続く日が来ます。
そうなったときには、人手不足による業績悪化や倒産が現実的なものになります。
「そう煽るなよ」
そう思いますか?
統計は政府が出している実際の数字ですし、18歳人口の影響をダイレクトに受ける大学では倒産(募集停止)がすでに多く出ています。
企業では、中高年層の蓄積があるので極端な影響がまだ可視化されていないだけなんですね。
さて少子化対策、いや、あなたの会社の社員不足にどう対処しますか?
もし資金的な余裕があるならば、いま手を打ってください。
予測できている危機ですから、ね。
採用コンサルというよりは、人事コンサルの出番のような気がしています。
採用した社員が辞めない体制を作らないと、無駄な費用ばかり膨らんでしまいますから。
さて今回は、皆さんをたくさん煽りました。笑
嫌なお気持ちになって方もいらっしゃるかも知れません。
でも、私は現実の話しかしていません。
企業の永続性を確保し、
社員が会社員人生をあなたの会社で全うできるように
考える責任が経営者にはありますものね。
ご相談は当社以外にもたくさんのコンサル会社がありますので、
御社の馴染みのある人事コンサル会社にご相談ください。
人手不足解消というゴールは見えているのですから、それを現状とつなぐのがコンサルの役割です。
株式会社チームグリーン 前田智宏
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