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  • 執筆者の写真前田智宏

【人事課 改造論】

突然ですが、「あなたの会社の人事課はどんな仕事をしていますか?」と聞かれたら、どう答えますか?


「給与計算とか、社会保険の手続とか、あっ、そうそう、採用もやってるよ。」

はい、それでだいたい合ってます。

「評価結果のまとめや、研修もやってるね。」

回答としては上出来です。そのとおりだと思います。


では質問を変えます。

「あなたの会社の人事課は、どうあって欲しいですか?」


「戦略を立てる部署であってほしい」

と思いませんか?

5年後、10年後の人件費予想、人口ピラミッド、理想の社員像の同定、市場が拡大傾向か縮小傾向かによる長期的な採用計画・・・これらが、本当に必要な人事の仕事です。


給与計算や社会保険の仕事など、外注に出して構いません

単なる作業ですから、社労士に依頼すれば早く確実に完了できる仕事です。


「ウチは中小企業だから、そんなことまでは…」

お気持ち、すごーく分かります。あなたの会社の人事課が、ヒマではないことは知ってます。

私も人事のトップでしたから。


それでもあえて言います。

中小企業で限られた人員しかいないからこそ、貴重な人材を有効に使ってください。


経営者であるあなたが、人事課長に要求してください

「経営戦略に使える提案をせよ」

と。


要求がなければ、そんな面倒なことは人事課は自主的に提案してきません。

「そんな事ができる人材がいないんだ。」

それなら、人事コンサルを一時的にでも使いましょう。線路さえ敷けば、あとは社員だけでも進めます。


今から取り組めば、数年後には人事課は重要な戦略部署になっているはずです。


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