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  • 執筆者の写真前田智宏

ダメな評価制度は早く捨てよう

株式会社チームグリーン 前田です。

はい、題名のとおりです。

実は、良いと思って導入した評価制度がうまく働いていないことってありませんか?

当社には、他社で作った制度の手直しや、再構築の依頼が数多く入ります。

あ、でも他社が作った制度が悪いということではありません。

でも、評価者によって評価の甘辛が大きく出てしまったり、自社に合わない制度だったりして、結果的にうまく運用できていないことは頻繁にあります。

問題は、自社に合っていないと思われる制度を、無理に使い続けてしまうことです。

それをしてしまうと、社員からは反発はもちろん、制度への不信感から始まって、会社への信頼も失うのです。

社員は、自分がどのような尺度で評価されるかについて、経営者が想像するよりも、はるかに敏感です。

具体的な評価項目になっているか。

現実を見た評価軸か。

評価者の印象によって大きく結果が代わる制度ではないか。

そう、冷静に見ています。

もし評価制度がうまく機能していないと感じるならば、すぐにその制度を捨ててください。

新しい制度ができていなくても、です。

合わない評価軸で評価をされるくらいならば、上司による印象評価のほうが納得性が高い場合もあるからです。

評価制度は、緻密に作ることが目的ではありません。

会社が褒めたい行動を評価項目に入れ、目指すべき社員の姿を評価軸に入れ、そこにどれだけ近づいたかを評価すればよいのです。

他社で通用する社員、他社で評価される社員を作ることが目的ではありません。

すべては自社のため。

だから、評価項目は自社に合ったものである必要があるのです。

合わない評価制度の害は予想以上に大きいものです。

間違えたと思ったら、すぐに捨てることも時には必要です。

株式会社チームグリーン 前田智宏




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