ブラック企業はより黒く・ホワイト企業はより白く
- 前田智宏

- 2021年8月25日
- 読了時間: 2分
人事制度のコンサルティングという仕事柄、会社の内部事情まで知ることがほとんどです。
幸いなことに、私のクライアント様はホワイト企業ばかり。
もちろん、社員には多少の不満がないわけではありません。
(それがワガママであれ、本当に問題なのであれ。)
それでも経営者の皆さんは、
「もっと会社を良くしたい。人事制度だって、もっと社員のためになるものができないか?」
と相談に来られます。
(なぜ私のクライアント様は、ホワイト企業ばかりなのだろう?)
と不思議に感じていました。
しかし考えてみれば当然で、社員の低賃金で長時間労働させ、使い捨てにする企業には、人事制度を変更する意味がないのです。
社員が辞めれば、また募集する。
教育もせずに成果だけを厳しく求め、疲弊した社員はまた辞めていき…
という繰り返しなので、人事制度を工夫して社員のモチベーションを上げる必要さえないのです。
だから人事コンサルにも依頼が来ない。
それに対してホワイト企業は、
「業績は当然ながら向上させたい。そのためには、社員の成長やモチベーションを高く維持することが重要だ。もっと社員のためになにか考えられないか?あるいは、悪意なく法律に反するような状態になっていないか?」
という思考なのです。
だから人事コンサルティング会社に依頼をする。
こうして、ブラック企業とホワイト企業の差は開いていくのでしょう。
長期的に見れば、ホワイト企業のほうが伸びていくのは確実です。
世の中の常識と、あなたの会社の常識はズレていませんか?
会社の「独自性」と、「世間が求めていること」のズレはありませんか?
ブラック企業と呼ばれないための変革は、人材不足の世の中では必須ですよー。


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