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  • 執筆者の写真前田智宏

人事の人になりたい

こんにちは。

株式会社チームグリーン 前田智宏です。

さて今回の話題は、意外に潜在ニーズの多い

「人事の人になるには?」

がテーマです。

学生さんや社会人の若い方から、

「人事に入るにはどうすればよいですか?」

とよく聞かれます。

なぜ人事を志すのか?

それは別の機会にお話するとして、最初に人事課に入るための3つの条件を知っておいてください。

① 希望する仕事を明確に

<事務系・処理系>

給与計算をやりたい。労務管理に興味がある。社会保険が面白そう 等

<クリエイティブ・人が好き系>

採用をしたい。人材育成に興味がある。経営の中枢に関わりたい 等

② クールな頭脳と熱いハート

楽しい仕事ばかりではありまぜん。時には社員の人生を左右するような重大な仕事もあります。

場合によっては解雇を言い渡す仕事だってあります。

それを楽しめとは言いませんが、冷静に作戦を立て、法律や判例を調べ、相手が泣こうが脅されようが、最後までやり切るプロとしての熱い心が必要です。

③ 人が好き

「企業は人なり」です。人事の仕事の根底は、社員への愛情と会社を守ることにあります。

担当している仕事の先には、社員がいます。

One for All. All for One.

すべての社員に平等に、しかも長期的視点で社員が活きる施策を考えることが必要です。根底に愛情がない人事は、長期的に会社の役に立てません。

いかがでしたか?

いずれも当てはまる人は多くないと思います。

私自身も違いました。

しかし悲観することはありません。

3つの条件を頭に入れておけば、いずれそういう人材になっていきます。

そして、いよいよ核心の「人事課の人になるには?」についてお話しましょう。

結論から言うと、

「人事課の人になって、○○に燃えたい。□□をしたい。」

と言い続けること。

チャンスは求める人にしか回ってきません。

言い続けることで周囲もあなたの希望を知り、人事に社員を追加するときにはあなたに声がかかるかもしれません。

一度や二度、他の人が人事課に配属になっても腐らずに。(私も経験者です)

「待って、これって人事課じゃなくても同じじゃない?」

はい、そう言われると思っていました。

同じなんです。

やりたい仕事を勝ち取るためには、言い続けること。

その目標に向かって学び続けること。

あきらめないこと。

必殺技がなくてスミマセン。

お詫びに、一つだけワザをお伝えしましょう。

「社外の人事責任者と知り合いになり、『師匠』としてつきまとうこと」

です。

社内では、情報を探られるのを用心されたり、自分の上司に良く思われないリスクがあります。

社外の人事責任者なら、そのような心配もありませんし、社外秘の情報や個人情報意外は教えてくれるでしょう。

なによりも、自分の仕事に興味を持ってくれる人は可愛く感じるものです。いろんなことが勉強できますよ。

はい、次の疑問が湧いてきましたね。

「人事責任者じゃないとダメ?」

ええ、、、残念ながらダメですね。

一般の人事スタッフと、人事課長以上の持つマインドは全く異なります。

勉強になるのは、責任者クラスでないと効果が低いです。

最後の疑問もわかっていますよ。

「人事責任者って、社外ではどこに行けば会えるの?」

ここが一番難しいかもしれませんね。

私はよくバーにいました。

仕事帰りに心の静けさを取り戻すため(という名目)に、静かなバーで一人で飲んでいました。

すべての人事部長がバーに居るとは思えませんが、要はあちこちに声をかけておくことです。

「人事課長や人事部長と、勉強のために知り合いになりたい。」

学生時代の友人でも、よく行く居酒屋の大将でも、なんなら喫茶店のマスター、通っているジムの仲の良い人…

すべて手当たりしだいに声をかけておけば、いつか出会えます。

ツチノコよりよほどラクに会えるはずです。

そこそこの会社には、必ず一人はいますからね。

さて、今回はけっこう核心部分を書きましたが、難しくはなさそうですね。

根気と知恵だけで、ほしい仕事が手に入ります。

いったん人事課の人になってしまえば、あとはラクに人事の道を歩むことができるでしょう。

嫌になるまで、存分に人事課の人である自分と仕事を楽しんでくださいね。




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