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  • 執筆者の写真前田智宏

仕事は80%できたらリリースしていい

株式会社チームグリーン 前田智宏です。


仕事の出来栄えというのは、誰しも気になるところです。

実際に企業で勤めていた頃、人事部長としての私が評価したのは荒削りでも仕事を進め、ゴールに辿り着いたかどうかでした。


完成度は80%でもいい。

お客様に迷惑をかけず、社内でも大筋で合意形成ができていればヨシとしました。

性格によって異なりますが、新しい仕事を命じるとその反応はおおよそ次の3パターンに分かれます。


①「スピード命」タイプ

細かい部分は後回しにしてでも、まずはスタートが切れる状態まで短期間で到達するタイプです。

もちろん早いぶんだけ細かなアラが目立つことも多いです。


②「ミス無しを狙う」慎重タイプ

慎重に物事を進め、計画的に緻密に作り上げていくタイプです。

確かにミスも少なく、出来上がりは遅いものの見事な仕上がりのことも多いものです。


③「失敗が怖くて動かない」タイプ

慎重なのですが、進めるうえでの障害や解決すべき課題があるとそれを理由に手を付けないタイプです。


さて評価です。③「失敗が怖くて動かない」タイプは最悪です。

同僚にも部下にも持ちたくないです。

出来ない理由など無限に言えますし、そもそも仕事の邪魔です。課題は解決すべきもの。障害は取り除くなり乗り越えて進むべきもの。

どうにもならなかったら、そこで初めて立ち止まればよいのです。


②「ミス無しを狙う」慎重タイプは比較的安心できます。

しかし事業は早いもの。進んでみないと分からないこともたくさんあります。慎重でミスも少なく、敵も作りにくいですが、出来上がった頃には周囲が先に進んでいることも多々ありますね。ミスがないことを評価するのは大切ですが、それはあくまで「作業」のこと。新しい取り組みが「仕事」です。


①「スピードこそ命」タイプ は最も組みたい相手です。

仕事の出来は荒削りです。しかし早く物事が進み、欠点も早く気付けます。あるいは早く上司や周囲に結果を見せることにより、仕上がりは慎重タイプより良くなることが多いです。


早くアウトプットし、早く修正し、早くスタートすること。どんなに慎重に仕事をしても、一人で100%は出来ません。

ならば1ヶ月かけて緻密な95%の仕事をアウトプットするよりも、7日で80%の仕上がりをアウトプットするほうが結果的に早い。


仕事は大筋が出来た段階で、外に出して見てもらうことが大切なのです。

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