top of page
検索
  • 執筆者の写真前田智宏

会社の危機 ②

会社の危機 第二弾です。

本日は、世代交代のときに起きる危機についてです。

社長が変わると、新社長は新たな方針を打ち出すことが多いものです。

経営者ですから、それ自体は何ら問題はありません。


ただ、よく起きるのは新たな価値観や手法についてこられない社員が

出てしまうこと。

前の社長の価値観に合う、あるいは賛成する社員が快適に過ごしていた職場です。

そこで

「価値観が変わる」

ということは、

「評価軸が変わる」

ということなのです。

この変化は大きい。


今までと異なる点を評価されるということは、社員自身も動き方を

変えなければならない言うこと。


そう簡単にはいきません。

そうすると、

「方針についていけない」

「今度の社長は…」

など、ありとあらゆる点で反対意見が噴出してくるのです。


これは、自分が変化できない、変化したくない気持ちが形を変えたものです。


なぜそうなるのか。

異なる価値観での行動を、勉強してこなかったからです。

あるいは変化を消化する力を付けてこなかったから。

会社が社員の底力を育成しなかったから。

そうなると大変です。


面従腹背の状態になり、指示は徹底されず、せっかくの新方針も失敗します。

新しいことには全て反対する社員、実は会社の社員育成不足に起因する

ことが多いものですよ。



閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page