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  • 執筆者の写真前田智宏

退職は、中退ではなく「卒業」で

実は私、3回の転職を経験しています。


1社目

自動車関係の商社に新卒で就職し、10年ちょっと勤務しました。

仕事もそれなりに頑張り、将来は明るく感じたものです。

しかしよくある勘違いをしました。

「俺って、仕事ができるんじゃない?」

と卒業です。笑

転職後、自分の力のなさに打ちのめされるとも知らず…笑


2社目

で、32才で通信機器部品の上場企業に転職しましたが、

私の通用しないことと言ったらもう…情けないほどでした。

仕事ができると勘違いしたのは、あくまでも特定の企業の中でうまく振る舞えるようになっただけのこと。

自覚していた能力は、8割位は役に立ちませんでした。

それでも後戻りもできず3年ほど死ぬ気で勉強してなんとか使える程度まで頑張りましたが、初の株主総会をゼロから組み立てたりして「やり切った感」が強かったことと、もう得るものはないと思い、新しい世界を見たくて卒業です。


3社目

はい、36才で大学の職員になりました。

のんびり過ごせて良い職場でしたね。

新しい知識も吸収し、新しいチャレンジもいろいろできました。

しかし5年ほど経過すると得るものがなくなってきたので、そろそろウズウズして新天地に向けて卒業です。



4社目

某大手電機メーカーの子会社に転職です。

入社した頃は200名ちょっとの小さな会社でしたが、10年近く経つ頃には800名を超える規模になっておりました。

毎年のように大きな変化があり、新案件に忙しいながらも充実した日々でした。また、よく勉強した時期でもあります。

しかし10年が経って、状況も落ち着いてきました。部下も組織もしっかりと育成できたので、

「もう私がいなくても大丈夫。さて、どうする?」

と思った瞬間、独立することにして卒業です。


5社目

いまは研修・人事制度構築の会社経営をしていますので、こればかりは辞めるわけには行きません。自営業ですもんね。笑


いかがでしたでしょうか。

華々しい職歴ではありませんが、個人的にはすべての会社で楽しく過ごし、少なくとも

「嫌だから辞めた」

という転職はありません。

成果を出し、伸びられるところまで伸びたら次を考えるタイプですね。


たぶん、一般的な転職としては良い方向性だと思います。


この能力、いくらで買いますか?

私はそういう感覚で生きてきました。

これからはそんな生き方というか、仕事をする人が増えていくと思います。


そのためには、常に自分をブラッシュアップ!


別に転職をおすすめするつもりもありませんが、会社を変わるなら途中で嫌になって辞めてしまう「中退」よりも自分の理想を実現するための「卒業」がいいですね。



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