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  • 執筆者の写真前田智宏

階級社会から人事制度を考える

階級社会が完成してしまいましたね。

程度の差こそあれ、おおむね皆さん「そこそこの暮らし」ができています。 多くは知的労働者階級、肉体労働者階級でしょう。 そして、それぞれの階級の中もいくつかのクラスに分かれています。  ※職業に貴賎はありません。ただ収入の違いはあります それはさておき、コレを読んでいる方のほとんどは、労働者階級です。 (知的労働であれ、肉体労働であれ)



でも30年くらい前は、例えば将来は肉体労働に従事するであろうと予想される若者が 夢とパワーを持て余してどうして良いかわからず不良になるなど、固定化されそうな階級を乗り越えたいがための、若者の問題行動もいろいろありました。 しかし、街にたくさん居た不良少年たちは、いまは見ることがありません なぜでしょう? それは、固定化された階級の中で幸せに生きているからです。 クルマは、特別なものを望まなければ安く手に入ります。 は、親から相続で手に入ることも多いでしょう。 給与は、大きな金額が必要な趣味さえ無ければ、なんとか暮らせるだけもらえます 携帯電話は、10万円も出せば良いものが使えます もう物質的には満たされているんです。 満たされていない状態がない。 この重大な事実を、いまの人事制度は考慮に入れていません 頑張ったら地位が上がるよ。給与も増えるよ。 これでは…野菜を食べたいお馬さんの前に、肉をぶら下げるようなものです。 プレステが欲しい子供に、ボードゲームをプレゼントするようなものです。 報酬に魅力がないから、全力で走り続けられない。 報酬に魅力がないから、会社に魅力を感じない。 これが現代の人事制度のほとんどが本来の機能を失った原因です。 そろそろ 令和を生きる人事制度 に変える必要があります。 人が欲する報酬が変わりました。 興味を持たれた経営者の方は、メッセージをください。


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