はい、株式会社チームグリーンの前田です。
また変なことを言い出しましたね、私。
でも大切な秘訣ですから、ちょっとだけ頭の片隅に置いてもらうと良い情報です。
職位が上がるにつれて、経営陣に対して提案や意見を上げる機会が増えていきます。
しかしスムースに通っていくのは10件のうち、1件。多くて2件。
ここからが出世するか、しないかの分かれ道です。
経営者の「NO!」は、だいたい次の3パターンによります。
① 計画や意見に重大な欠陥がある
② 経営者の想像を超える事のため、精神的に拒否反応が出る
③ 社員には言えない、または言いたくない理由がある
とは言え、なぜダメなのかを言ってくれるなら良いのですが、一言のもとに撥ね付けられることもありますよね。
でも諦めずに4回トライしてください。
・欠陥や未計画の点があれば修正する
・関係者に根回しをして他方面からもアプローチをしておく
などは、必ずしておいてくださいね。
さて実況中継です。
1回めトライ
「なに!そんなものダメだ!」
2回めトライ
「だめだって言っただろ?なに?改善した?資料?読む時間が無い。」
3回めトライ
「しつこいなー。他の役員はどう言ってるんだ?」
4回目トライ
「なに?まだやってなかったのか!スピードが命だぞ。早くやらんか!」
言葉は多少違っても、こんなパターンで企画や意見が通っていくんです。
(もちろん100%ではないですよ)
でも1回目から4回目のアプローチ、必要な改善以外は何もしていないですよね。
なぜ企画が通るのか分かりますか?
キーワードは
社長の消化力
ですよ。
人間ですからね、
ビジネス書にあるような、理想的な対応が常にできる社長などいません。
自分の中で消化し、GOサインを出す理由付けと判断には時間がかかるのです。
その時間が1回目から4回目のアプローチの時間なのです。
もしも1回目の「NO」で諦めてしまったら、二度と企画は社長の頭には浮かびません。
「判断済」
のスタンプが押され、忘却の彼方へ去ってしまうのです。
もし思い出して、やはり良い企画だと思い直しても
「でも、厳しく『NO』って言っちゃったしな…」
となり、もう一度社員からアプローチしてくるのを待つパターンもあるでしょう
だから画像に出した
「たわけ者!」
は、社長の実際の声でもあり、1回で諦めてしまった社員への社長の心の声でもあります。
一回のNOで諦めようとする自分を見つけたら、
「たわけ者!」
と自分自身に向かって叱ってください。
道はひらけます
**番外編**
え?お前の会社員時代はどうだったかって?
私自身は自分の企画や意見は通したい。
何もせずに何事もなく定年を迎えるなんて、まっぴら御免という性格でしたので憎まれもしましたが、結果は出してきました。
もちろん失敗もありましたが、、、笑
チームグリーン 前田智宏
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